3Dプリンタ「The Micro」が届いて約1ヶ月が経ちました #M3D
▪ 初めての3Dプリンタが届いた︎
「主人がオオアリクイに殺されて1年が過ぎました」みたいなタイトルですが。
5/15にM3Dの3Dプリンタ「The Micro」が届きました。
The Microはその小ささ、大きさの割にいい性能、値段の安さなどからKickstarterで非常に注目され、出資募集開始10分くらいで目標到達、最終的に12,000人のバッカーから340万ドルを稼いだ3Dプリンタです。出資して約1年、ようやくという感じ。2月バッカーだったので予定からは3ヶ月くらいの遅延でしょうか。きちんとしたものが届いたので仕方なしですね。色によってはまだ届いていない人もいるとか。
ちなみに私はEarlyBackerなので本体代$249でした。送料・追加のフィラメント含めると+$90くらい払ってますが。
発送時固定用のストッパーは、多分動作確認を兼ねて自機で出力されたもの。こういうのは面白い。
▪ スペックとか︎
詳細なスペックは公式に譲るとして、ざっくりとしたスペックとしては本体サイズが20×20×20cmくらい、出力サイズは10×10×10cmくらい1.75mm ABS/PLAに対応しています。ヒートベッドは付いていませんが。
純正フィラメントスプールを内蔵できるので非常にコンパクトです。サードパーティ製のフィラメントを外から供給することもできます。交換が面倒なので、ほとんどの人は本体に引っ掛けるスプールホルダ(公式がモデルを用意)を出力して外付けしてるっぽい感じです。
プリントベッドは穴あきプレートにBuildTak(らしい)が貼られています。ヒードベッドは非対応。
出力ソフトは専用のものを使用。フォーラムを覗くと月1くらいでアップデートされててます。モデルの大きさや向きを指定でき、出力は”Print Quality”と”Fill Density”といくつかのオプション(ラフトを出力するかとか)を指定できます。
▪ 素材の相性︎
・BuildTakが貼られている ・ヒートベッド非対応 という構造から考えられる通りの相性。
ABS/HIPSは初期の出力ソフトではサイズによってはラフトがかなり浮いていました。フォーラムではスティックのりや木工用ボンド、タミヤセメントでの成功報告があります。自分もいろいろ試しました。現在は(5/27Verの出力ソフトの特徴か?)剥がれないどころかむしろベッドが壊れそうなくらいに食いついてます。まあ、結局ラフトと モデル間で反ってしまうんですけど…。
PLAはシートのおかげか非常に食い付きが良いです。ただし変に広いモデルを出力するとモデルの上の方でずれたりすることがありました。それでも5cmくらいまでのモデルは安定しています。
ここら辺はもうちょっと設定変えたり、ベッドを工夫したり、出力ソフトのアップデートを待ったりと改善しろはありそう。
▪ 初出力︎
届いてすぐ、何も考えずに出力してみました。 モデルは@hsgwさんの「Yokan-man」。 半分のサイズ、設定”Low Quality / Hollow Thin”、純正白HIPSで出力。 1時間くらいだったかな。
まあこんなもんか。意外と楽に出力できてしまいました。
▪ 2回目の出力︎
翌日、スプールホルダーを出力開始してから放置してお出かけ。 わくわくしながら帰ると…
もじゃもじゃおばけだーーーーーーー!!
(続く)
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